人の知恵で自然に打ち勝つ　フロストパンク（Frostpunk）　評価・レビュー・感想

　『フロストパンク（（Frostpunk））』の評価・レビュー・感想記事です。

　ネタバレなしでゲームの面白さを紹介していきます、ななさき（@nanasaki_blog）です。

　フロストパンクの世界はマイナス20度を超える極寒地帯です。

地球上ではどこに該当するか分かりますか？
南極の冬でマイナス20度だそうです。

　これだけでこのゲーム、設定がなかなかヤバいということ分かりますよね？

開発元	11 Bit Studios
発売元	11 Bit Studios、Merge Games
発売日	2018年4月24日
対応機種	PlayStation 4、Xbox One、PC
ゲームジャンル	サバイバル、ストラテジー
CEROレーティング	Ｃ（15才以上対象）

フロストパンクは何が面白い？

凍てつく大地に耐える都市を建設できるか

　フロストパンクの世界はどれだけ暖かくてもマイナス20度の極寒地帯。

　そんな世界で生き抜くためには計画的な都市づくりが必要です。

街を暖かくしないといけない
食料も用意しないといけない
石炭等の資源も集めないといけない

　街が生き残るために施設を取捨選択しながら建設していきます。

　どのような街にしていくかがゲームクリアに関わるため、めっちゃ真剣になれます。

リーダーとして都市運営　時には非常な決断が必要

　都市のリーダーとして法律を決めるスキルツリーがあります。

　法律によっては住民を長時間働かせたり、新施設を作ったりできます。

住民を長時間働かせるとめちゃくちゃ効率よく資源が集まります。
しかし、調子に乗ってやりすぎると不満が溜まってゲームオーバー。

　このスキルツリーは時間経過毎に解放できるのですが、徐々に埋まっていく感覚が楽しいです。

　法律の選び方によってはあまりにも厳しい独裁国家にもできちゃいますよ。

スチームパンクと極寒が生み出す重厚な世界観

　フロストパンクの世界観には圧倒されます。

　文字通り、フロストでパンクな世界観。

人はこの世界でどこまで耐えられる？　みんなで力を合わせて生き残れるのか？
極限世界での人の生き抜く力というものが実感できます。

　こんな寒すぎる世界でも人は家族と過ごし、遊び、働き、時には病みます。

　時折発生するイベントや施設で働く住民からは、そんな現代では意識することのない生への渇望を感じ取れるでしょう。

　そう、フロストパンクの世界は重厚なのだ！

実際にプレイした感想と気になった点について

　実際にプレイした感想としては普通に面白かったです。

　まちづくりや都市運営系のゲームが好きな人はハマるんじゃないでしょうか。

　世界観的にもこういう極寒地帯で生き残るっていうゲームはあんまりないですもんね。

雪ばかりだと代わり映えのしない景色で飽きるのですが、そこをスチームパンクの世界観と都市発展で雪から鉄に変化させているのが斬新ですよね。

　ストーリーモードと都市運営のエンドレスモードの両方あるので、

　サクッとクリアしてもいいし、やり込んでもいいのがグッドなポイント。

　ただちょっと気になる点もあるのでまとめてみました。

　自分は一度クリアすると満足しちゃうタイプです。

　だから、上のように書きましたがDLCでコンテンツ拡張されていますし、やり込むタイプの人なら長時間楽しめるでしょう。

　逆に言えば最初のメインストーリーの完成度が高すぎたというだけ。

　そう、フロストパンクはクオリティが最初から高いのだ！

さいごに

　以上がフロストパンクのレビューとなります。

　今まで出てきたサバイバル、ストラテジー系のゲームとはまた違った視点でプレイできるゲームです。

　すごい新鮮で楽しめたので、皆さんもぜひプレイしてみてくださいね！