タイトルのとおり百鬼九死を侍でクリアしたので感想や攻略方法について書いていきます。
ポイント
プレイ時間:約50時間(全防衛の装備とビルドが完成したので終了)
個人的評価:Bランク(良作)
とりあえず血吸いビルド紹介
上の装備で百鬼九死を回しています。ちなみに紹介しておいてなんですが、このビルドは癖があるので素直におすすめはできません。とは言っても単独防衛は余裕のビルドです。味方の救援は必要なく、むしろ中途半端に救援されると弱体化します。
太刀は「水の型の達人が付いた水の太刀」にして、とりもち玉を「くない・改」にして技を早く回してもいいと思います。くない使うのが苦手な人はこれでもいいですが、その場合も生き残り重視であれば「水の達人が付いた水の太刀」と「不撓不屈」にした方がいいと思います。一緒にプレイする固定の味方がいれば、その味方に合わせて編成を変えましょう。
このビルドを愛用していますがこれは攻撃力重視ビルドと体力重視(生き残り重視)ビルドの中間ビルドといった感じです。以下にその理由と各装備の理由を書いていきます。
技について
奥義 | 八幡の怒り | 誉れある一撃を叩き込む。 |
特技 | 血吸いの剣 | 敵にダメージを与えつつ、その分自分は回復するスキル。 破裂の剣も強いが、破裂の剣は回復するのに「恵みの刃」と攻撃が必要で、血吸いは両方とも不要で自動回復なので血吸いにしている。 事故死率を徹底的に減らしたい人、プレイスキルに不安がある人には血吸いがおすすめ。極端な話、発動だけしとけば勝手に敵を倒せるのがこのスキル。 |
技 その1 | 守り手の証 | 体力が25上がる。 なぜこのスキルかというと事故死率が減るから。あるかないかで結構変わってくる。 百鬼九死では味方が20回くらい死ぬのもざらにあるので、自分が死んだらそのまま終了するパターンも多い。そのため、完全野良かつ厳選もしないなら事故死率を減らすためこれ一択。 許されるなら自分も近接威力アップやクールダウン減少にしたい。 |
技 その2 | 気力増加 | 気力の最大値が1上昇する。 岩斬刀の効果で「紫電一閃」が使えるので気力増加にしている。 これ一択だと思うが、付けたいなら「第六感」でもいい。ただ「矢落とし」はいらないと思う。やられる前にやるか、ごろごろして素直に避けよう。 |
技 その3 | 八幡の憤怒 | 誉れある一撃をなんと5発も叩き込める神スキル。 百鬼九死では鬼、特に紫薙刀鬼を倒すのが重要となってくるので確実に倒すためにもこのスキルをおすすめする。 奥義威力ガン盛りで3発以内で紫薙刀鬼を倒せるのならつけずに「紫電一閃」とかにしてもいいが、そんなに奥義威力があるならなおさら「八幡の憤怒」でいいだろう。 奥義をまったく使う気がなく、ゾンビ戦法を取るなら「不撓不屈」「くない・改」の両方装備できる「神の加護」もワンチャンありかもしれない。 でも素直に「八幡の憤怒」でぶっぱする方が強いと思う。 |
武具について
太刀 | 岩斬刀 | なんとなく強化したら完璧な数値の効果になったので愛用している。 気力回復は奥義威力上昇か鬼への威力上昇でもいい。 装備することで「紫電一閃」を使え、「石の型の達人」効果で△連打も出が早く、使い勝手がいいのでなかなかおすすめの太刀。通常攻撃と△連打を織り交ぜるとザンザンザンザンくらいの速さで攻撃を延々と連打できる。文字じゃ伝わらないと思うので使ってみて。 水の太刀でいいのが出ないならよっぽどこっちの方がいい。 「紫電一閃」は敵を強制的にひるませるので、敵の赤攻撃や天狗鬼のワープも強制キャンセルできるので強いぞ。また、「紫電一閃」で敵を倒すと周囲の敵が一時的にひるむので味方を起こしたいときにも便利。 味方がそんなすぐ死なない安心できる味方なら「水の太刀」でゴリ押し、すぐ死んじゃう感じならこっちにしよう。それぐらいこの太刀というよりも「紫電一閃」が便利で強い。あらゆる局面に対処できる。 敵の強攻撃で味方が死にそう→「紫電一閃」でキャンセル。 敵がたくさんいて味方が起こせない→「紫電一閃」で敵一時怯みの間に起こせちてしまう。 あとみんながあまりにも「水の型」を使い盾兵を狙うので、「石の型」で剣兵に有利を取れて棲み分けができる点でもこの太刀はあり。 じゃあ「風の型」「月の型」でも同じじゃんと思う人もいるかもしれないが、その2つと違って「石の型の達人」は△連打(突きではない)の出が相当早いので、有利を取れない敵を倒す点を考慮すると「石の型の達人」が一番いい。あと剣兵は体力が低い敵が多く、それを「石の型」ですぐ崩して気力回復ができる点もいい。 「紫電一閃」を使いたいならこれにして、そうじゃないなら「水の太刀」にしよう。「紫電一閃」も使いたいけど「水の型」も使いたいなら、一応この太刀に「水の型」をつけることはできるが、「水の型の達人」はつかないので注意。 これだけこの太刀のいいことを書いたが一つだけ注意点。「石の型の達人」だと盾兵とかに対して、奥義や「疾風迅雷」、暗具を使わないなら「受け流し」「回避」の成功は積極的に狙うか、後ろからの攻撃を狙うかして倒さないといけないのでそこだけ注意。 本編でも思っていたが、「水の型」「石の型」は型としての完成度が高い。 |
遠距離 | 半弓 | 侍で弓なんか使わないのでなんでもいい。110でさえあればなんだっていい。強いて言うなら気力回復をつけるくらい。ただ貴重な誉れを使って厳選するような武器ではない。誉れが有り余ってるなら効果を厳選しよう。 |
護符 | 侍の護符 | 侍専用の護符。破裂剣ビルドでは必須となる。 血吸いビルドでこの護符を使うならこの効果を選ぶことになると思う。入れ替え候補のスキルはない。特に「血吸いの剣の範囲」をつけると回復力が大幅にあがるのでおすすめ。 ちなみに、疾風迅雷は「自動回復」か「体力上昇」でもいい。むしろそっちにする方が事故死率は減ると思う。自分は単純に「疾風迅雷」から効果が変えられないので「疾風迅雷」を使っている。ただ、「疾風迅雷」はなかなか強い。 ダメージを受けずに敵を倒すと威力が上がるが、4~5体倒すと体感で1.2~1.4倍くらい威力が上がっていると感じる。実際、「八幡の怒り」で倒すのに3発かかる敵が2発になったりするのでなかなか強い。 運用方法としては雑魚敵を倒して気を溜めて、「八幡の怒り」で雑魚含め鬼を倒す。その後、さらに威力が上がった近接攻撃で鬼をゴリ押しで倒す。これらをループさせる。こうすると敵がすごい勢いで溶けていく。当然、攻撃に当たると誉れある無双モードは解除される。悲しい。 後述するが、より死なないことを意識するなら「不撓不屈」をおすすめする。もちろん、その分攻撃力は大幅に下がる。 |
暗具 壱 | とりもち玉 | 敵の体にくっついて破裂する。これの強いところがまず当てた敵を強制的に怯ませることができること。また、破裂後は爆風に巻き込まれた敵全員が怯む。一粒で二度おいしいいけてる暗具の一つ。 主に盾兵のガード崩し、弓天狗のワープ阻止、味方を起こしたいときの敵怯ませ等、使い方は「疾風迅雷」と同じ。 とにかくすぐ使いたいのでスキルは全部クールダウン減少系のスキルにしている。味方を起こすことを重視するなら、「良運」を「効果範囲の拡大」にするとより多くの敵が怯む。ただそこまで味方を起こしたいなら、素直に「煙玉」を使った方がいい。 後述するが、「くない・改」に変えて特技の大幅クールダウン減少を狙った方がダメージを多くでると思う。当然、事故死も減る。 完全野良で味方がすぐ死ぬならいざという時に怯みを取れる「とりもち玉」、ある程度味方が信用できるなら「くない・改」で敵をより多く倒すことを狙おう。 |
暗具 弐 | 回復薬 | 「回復薬」自体は「気付け薬」を付けてもあまり回復しないので強くないが、ダメージ軽減スキルと気力回復スキルが強いので愛用している。あと、毒を素早く回復できる点でも便利。血吸いとこれを使えば、毒の敵が出るウェーブは切り抜けられる。どうせ大して回復しないので「気付け薬」「良運」どちらでも構わない。好きな方を使おう。 「煙玉」に入れ替えると味方を安心して起こせるが、逆に言うとそれくらいしか利点がない。「闇討」するよりもその時間で近接した方がダメージ的にも出るし、そもそも炎上している敵は「闇討」ができない。第3週の百鬼九死では炎上を使う人もいるので相性が悪い。第2週の百鬼九死では状態異常が無効だったので、「煙玉」でもよかったが今週以降は「回復薬」の方がいいだろう。 |
武具の入れ替え候補
ちなみに、もし武具を入れ替えるのなら下の武具との入れ替えをおすすめします。
理由も併せて書いておきます。
太刀 | 水の太刀 | 「水の型の達人」をつけよう。盾兵はもちろん多くの敵を△溜め連打でゴリ押しできる。 ただ、みんな持ってるので倒しやすい敵が被る。 これを使うなら「紫電一閃」は諦めよう。 |
護符 | 不撓不屈 | 死んでも復活する。クールダウンは5分。百鬼九死のクリア時間がだいだい60分なので、12回死んでもいいことになる。 いろいろ有用なスキルをつけることができる。例えば、ダメージ減少を積んで、「体力上昇」か「自動回復」をつければ誉れあるカチカチ侍が出来上がる。 この護符は攻撃力が大幅に下がる。本当に生き残りだけを重視するならこれにしよう。奥義威力や鬼への威力上昇をつけて攻撃力を上げることもできるが、変に攻撃力を意識して、それらをつけるくらいならこの護符を選ぶのはやめた方がいい。 |
暗具 壱 | くない・改 | くないで止めを刺すことで、全クールダウンが15秒減少する最強スキル。 近接攻撃威力上昇も積むことができるのでかなり完成度が高い暗具。使うときは「大くない」をおすすめする。 味方を厳選するタイプの人はこの暗具にしよう。味方を信用するタイプもこの暗具にしよう。 味方はすぐ死ぬ、自分が起こさないと終わると思う人は複数敵に怯みが取れる「とりもち玉」にしよう。 |
このビルドにした理由
上でも書いているとおりですが、完全野良でやって厳選もしないなら=気が105とか下手したら下回っていても気にしないで続けるなら、味方はすぐ死ぬと考えるべきです。実際、すぐ死にます。
ひどい時は50回くらい死ぬ人もいました。平均、20回くらい各自死にます。毎ウェーブ味方の誰かが死ぬのでその度に起こすこととなります。たまにウェーブ間の空き時間に死ぬ人もいます。お参りしているわけでもないのに床ペロする人は結構います。
こんな状況だと必然的に、攻撃力意識のビルドよりも自分の事故死を減らすことを意識したビルドの方が強くなってきます。
なぜかというと、自分が死ぬとそのまま試合終了になる展開が多いからです。だいたいクリアできるときは、自分が生き残って牢人を起こして「伊邪那美の息吹」で立て直す展開が多いです。牢人がいないときは敵をまず倒して、怯んでる間に一人ずつ起こすことになります。
上のように書いていますが、ある程度やりこんだプレイヤーとやるとそんなことはないので安定して全防衛とかできたりもします。ただ、厳選しないならやりこみプレイヤーよりもそこまでやってない人の方が多いので、上のような状況になります。
じゃあ、事故死を減らそう。そうすると必然的にダメージ減少や体力上昇を積もうとなりますが、そうすると攻撃力が結構下がります。そこで「疾風迅雷」に目をつけてこの構成になりました。
それぞれの武具構成は上の表のとおりで攻撃力と安定性を意識した結果こうなりました。
この構成をしばらく使っていますが、1試合で0デスは当たり前で、たまに事故って1試合で1、2デスするくらいです。拠点を1人で防衛しきって壊滅させることは余裕です。とは言うものの侍ならどのビルドでも拠点防衛は1人でできると思います。
このビルドの使い方
運用方法
1.開幕で「血吸いの剣」を発動しながら雑魚敵を倒して気を溜めましょう。剣兵が一番ボコりやすいです。気を溜めたいので「受け流し」「回避」は積極的に発動させましょう。攻撃力も上げたいので敵の攻撃には当たらないでください。
2.気が溜まったら「八幡の怒り」をぶっぱしましょう。最優先は紫薙刀鬼です。死ぬ要因の8割方がこいつの薙刀叩きつけ攻撃です。普通に体力の6、7割以上を余裕で持ってかれます。威力が上がっていれば2~4発で倒せたはずなので、奥義で敵を最低でも2~3体倒せるはずです。威力がなくてこいつしか倒せなくても大丈夫です。こいつさえいなければまず死ぬことはないでしょう。
3.「疾風迅雷」の効果で攻撃力がめっちゃ上がっているので敵をなんであろうとボコボコにできます。近接攻撃でゴリ押ししましょう。
4.ここら辺で敵もいなくなり、奥義が打てるくらいに気も溜まっているので、次に敵の集団がきたら開幕からぶっぱしましょう。もし、敵の攻撃を受けて「疾風迅雷」の効果が切れていたら、ここであえて雑魚敵を倒すことで「疾風迅雷」の効果を発動させましょう。その後、近接攻撃ゴリ押しでいきましょう。
5.上記1~4を繰り返し。敵がいなくなります。単独で拠点防衛完了です。
(補足)
・突きはほとんど使いません。使うのは△連打。
・弓は使わないでください。ダメージもそこまで出ません。
・「紫電一閃」はここぞというときしか使いません。それよりも奥義に気を使いたいので。
・「とりもち玉」は積極的に使いましょう。そのためのスキル編成です。
・味方を起こしたいときは「紫電一閃」で敵を倒すか、「とりもち玉」を使えば敵が怯むのでその間に起こしましょう。敵の赤攻撃をキャンセルしたいときも同様です。
おすすめの雑魚敵
・剣兵:「受け流し」「回避」もやりやすく、そもそも△連打で簡単に倒せる。「疾風迅雷」の効果がなくても秒で溶ける。
・槍兵:突進が「受け流し」しやすい。案外固い。
・剛兵:動きが単調。まず当たらない。「疾風迅雷」の効果があると一瞬で溶ける。
・盾持ちの剛兵:動きが単調。まず当たらない。赤攻撃後に通常攻撃を2回してくるので「受け流し」のチャンス。「回避」できる人はそれを狙ってもいい。「疾風迅雷」の効果があると一瞬で溶ける。
・弓兵:まず当たらない。一瞬で溶ける。
・鬼棍棒:動きが単調。地面が爆発する攻撃はジャンプで避けることができるが、中心部に近いとジャンプしても当たるので注意。棍棒叩きつけは攻撃2発から前ステ回避を推奨。「疾風迅雷」の効果があるとびっくりするくらい一瞬で溶ける。
奥義か暗具推奨の敵
・盾兵:防御が固い。赤攻撃を回避するか、後ろに回り込む必要がある。面倒なので「とりもち玉」で吹き飛ばして倒そう。ただ、放っておけばみんな「水の型」を使っているので積極的に倒しにいく。わざわざ自分から倒しに行く必要はない。
・薙刀鬼:事故死要因No.1。特に紫鬼の叩きつけは一発で死ぬことが多い。死ぬ要因の8割方がこいつのせい。もし、味方に叩きつけが当たりそうなら「紫電一閃」「とりもち玉」でキャンセルしてあげよう。じゃないと死ぬ。攻撃しているとカウンター攻撃してきて大変鬱陶しい。誉れある八幡ぶっぱでさっさと倒そう。
・鴉天狗:ガード不能の鴉ビームを放ってくる。ガードできないし、避けるのも難しいので大変鬱陶しい。案外鴉ビーム自体のダメージは案外高くない。体力も低いし、「受け流し」可能な攻撃もしてくるので普通に倒してもいい。ただ放っておくと事故死率が高まるのでさっさと倒した方がいい。だいたいみんなこいつへの殺意が高いので惜しみなくボコボコにされる。
・弓天狗:横からこそこそと弓を撃ってくる鬱陶しいやつ。攻撃するとワープして逃げる。しかも謎に体力も高い。ワープ自体は「紫電一閃」「とりもち玉」でキャンセル可能。「疾風迅雷」を発動して一気に溶かしきるか、「とりもち玉」の使用を推奨する。「疾風迅雷」があると途端に雑魚となる敵。
このビルドの弱点
このビルドは単独防衛を前提としているので、味方と一緒に拠点防衛するとあまり良さを発揮できません。
雑魚敵で攻撃力と気力を稼いで、奥義で鬼を倒し、高まった攻撃力でゴリ押しして壊滅させるという流れなので、誰かと防衛するとこのループが切れてやりにくいです。
特に暗具で雑魚敵だけ倒されて、鬼だけ残されると攻撃力が上がりきらず苦戦します。
基本的に一人で行動しましょう。みんなと一緒に防衛するとそこまで火力も出ません。一人で行動すると火力も跳ね上がります。
また、当然ながら敵の攻撃に当たりまくりだと火力はがた落ちです。火力を一気に底上げできる「八幡の怒り」の使い方が重要となります。
百鬼九死で注意すること(初心者必見)
注意点や小技、自分がされて嫌だったことを以下にまとめておきます。
ポイント
・基本的に拠点内で戦うこと。拠点内では「火の精霊」の矢は飛んでこないので安全に戦うことができる。
・どうせ死ぬなら拠点内で死ぬこと。拠点内で死ぬと矢が飛んでこないので救出のしやすさも大きく変わってくる。特に第3週は救出時間が増加する呪いがあるので、牢人の奥義か「火の精霊」の矢を味方と上手く分散させないと拠点外では起こすことができない。
・味方がお参りしているときや拠点外で味方を起こそうとしているときは、自分も拠点外に出て「火の精霊」のターゲットを分散させること。拠点外に1人でいると集中砲火されてしまうので、味方を助けるためにも是非やろう。ちょっと拠点外に出てぐるぐる円を描くように回っているだけでいい。
・紫薙刀鬼はできるだけ奥義や暗具を使って優先して倒す。叩きつけ攻撃で死ぬ人が多いのでこいつを上手く処理できると味方生存率が上がる。
・鴉天狗はできるだけ奥義や暗具を使って優先して倒す。鴉ビームで事故る人が多発するのでこいつを上手く処理できると味方生存率が上がる。侍なら血吸いさえ発動しておけば安全に倒せる。
・拠点はできるだけ落とされないようにすること。落とされても1つまで。拠点を落とされるたびに体力が減り、2つも落とされると体力が半分程度になる。体力が減れば減るほど即死率が高まるので拠点はできるだけ守りたい。
・味方と拠点防衛するときは拠点に敵が来るまで待つこと。余計なことはしない。例えば、矢を撃つとその場で敵が一時的に止まってしまい、拠点に来るのが遅くなる。敵が拠点に来るのが遅くなる分、その分敵に攻撃できず、敵の殲滅スピードが遅くなり、結果的に味方を邪魔する形となってしまう。逆に言えば、単独防衛するときは矢を撃つと敵が一時的に止まるため、時間稼ぎができる。敵に攻撃するタイミングや方法は味方の編成を考慮して決めること。
・「火の精霊」の矢は落ち着いて避けること。普通にしてればあんなものまず当たらない。赤い円内にしか飛んでこないし、赤い円が出てから飛んでくるまでも時間があり、その上赤い円内すべてに同時に着弾するわけではないので、赤い円が出た瞬間慌ててローリングしなくても走り抜けるだけでかわせる。回避不能な形で飛んでくることはないので、とにかく落ち着くことが大事。これ今行ったら当たるなと思ったら、円内に入らず止まればいい、そういうこと。「火の精霊」の矢は一定のタイミングで飛んできているので、飛んできそうなタイミングで段差を登るとかをしてわざわざ自分から回避不能にしないこと。登ってるときに飛んでくると回避できずに当たってしまう。
・拠点上の〇アイコンが赤色じゃなくなっても黄色のうちはまだ敵がいるので注意。多くの人が周りに敵がいなくなると倒し切ったと思って別の拠点に行ってしまうが、黄色のうちは周りに敵がいる証。ちょっと待っていると敵がやってくる。だいたい弓天狗がいることが多い。また、上にも書いたように拠点外で戦うと、拠点外で戦っている敵とそのまま直行で拠点まで来る敵の2つの集団ができるため、そのまま拠点外の敵をすべて倒せればいいが、途中で別の拠点に行ったり、取り逃がしたりすると拠点外の敵が時間差で拠点まで来るため、こうなってしまう。こういうことも起きるので拠点外で戦うことは基本的におすすめしない。余談だが、家に敵が潜んでいることも多々ある。「忍びよ、卑怯とは言うまいな」
どうしても百鬼九死をクリアしたい人
推奨はしませんが、どうしても百鬼九死をクリアしたい人は以下の通り味方を厳選しましょう。味方の気はオプションボタン→オンラインで確認できます。条件に合わなかったらオプション→設定の「ロビーに戻る」で退出しましょう。
前提として、自分の気は110にしておきましょう。攻撃力が結構変わります。防御力にも影響します。
味方が全員110で牢人がいれば、だいたいクリアできると思います。これに加えて百鬼九死全防衛の証である固有防具持ちがいればよりクリアの確実性が高まるでしょう。
ポイント
・味方全員が気110
・牢人必須
・百鬼九死を全防衛した証である頭部装備(弓取は背中の旗)を付けていること。弓取、牢人、刺客は「魂の戦塵(青紫色の装備)」、侍だけ色が違って「黄金の戦塵(黄色の装備)」です。侍の「魂の戦塵(青紫色の装備)」は黄金の難易度で全防衛した証であり、百鬼九死全防衛で手に入る装備ではないので注意。
冥人奇譚の不満点
武器の強化に使う「誉れ」の入手量が少なく、自由にビルドを作れない
武器を強化するのに約100ポイント、効果のみ変更するのに約50ポイント「誉れ」が必要となりますが、奇譚をクリアして武具を売ることも考慮して20~50ポイントしか手に入りません。九死もクリアして200~300ポイントしか手に入りません。最速クリアを意識せず、普通にやると奇譚は平均して約10分~15分、九死は約1時間かかります。つまり、武器を1レベルあげるのに奇譚を2、3回クリアする必要があり、105から110にするためには約2、3時間かかることになります。また、武具に理想の効果を付けることを考えるとより多くの「誉れ」が必要となり、時間が必要となります。この仕様により、好きなビルドや他職に手を出しづらいです。実際、自分も上記のビルドくらいしかまともなビルドはできていません。おかげで、「誉れ」を稼ぐためのグリッチが定期的に流行しています。正直、マゾ仕様すぎるので気持ちはわかります。
九死でクリアまでかかる時間が長い
なぜか難易度が上がるたびにクリアまでのウェーブ数が増えていきます。一番下の難易度で15ウェーブ、最高難易度とそれの一個下の難易度である百鬼と黄金では25ウェーブもあります。クリアまで1時間はかかり、長すぎると感じています。10~15ウェーブくらいがちょうどいいと思います。
即抜けが多い
上記の「誉れ」の仕様や試合の長さから開幕で味方を厳選して即抜けする人が多いです。特に九死で即抜けが多いです。牢人がいない、気が110じゃないとクリアできないと諦めて即抜けしてしまう人が多々います。ただ、実際牢人がいないと味方が複数死んだときの立て直しは難しいし、気が110より下のプレイヤーの多くは百鬼九死に慣れておらず、すぐに死んでしまうことが多いので、気持ちはわかります。余談ですが、自分だけ110で他が全員104や103の適正以下だったとき、ウェーブ25で自分が初めてのデスをしてしまい、そのまま他の味方も死んでしまって全滅したときはダークサイドに堕ちかけました。だから、気持ちはよくわかりますが即抜けはよくないとは思います。
ちなみに、第3週の百鬼九死の呪いはよりにもよって救出にかかる時間増加であったため、より牢人ゲーが加速しました。百鬼九死では開幕で牢人がいなければ一瞬で人が消え去るでしょう。
チャンバラをさせてくれない
敵、特に鬼がガード不能攻撃のオンパレードなのでチャンバラ感が楽しめません。弓も侍のスキルをつけない限りは弾けません。必然的に回避ばかりになります。本編の感じとは違うのでガッカリする人もいるでしょう。
気110が前提となるのでいい装備を拾っても意味がない
攻撃力と防御力が上がるので気は110が前提となります。しかし、百鬼クリアの褒美以外では手に入る装備の最大値は気105となります。そうするといい効果の装備を拾ってもそれは所詮105の装備であり、105から110まで強化する過程で効果が変わるので意味がないです。どんだけいい装備を拾っても110の装備には敵わないので、装備を拾う楽しみがないです。ここは残念な仕様です。
さいごに
百鬼九死での注意点などもまとめましたので、まだクリアできてないよという方の参考になれば幸いです。侍ビルドもこれがすべてではないので、試せる範囲でいろいろと試すのもいいと思います。
また、ゲーム自体の評価ですが、本編の出来のよさと比べるといろいろと粗が目立つかなと思いました。
ただ、もともと無料アップデートで「冥府奇譚」はおまけみたいなものなので、そう考えるとなかなか楽しむことができました。
本編をお持ちの方は一度プレイしてみてください。