PULSE 3D ワイヤレスヘッドセットをレビュー！　PS5用にチューニングされたゲーミングヘッドセット

ゲームをするなら大迫力のサウンドで楽しみたい、ゲーム大好きななさき（@nanasaki_blog）です。

今回はPS5用にチューニングされたヘッドセット「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」を買ってみた＆購入してから半年使ってみた感想レビューです。

PS5用にチューニングされた特別なヘッドセットらしいよ！

見た目のとおりコードがない＝ワイヤレスの部分が特徴のヘッドセットですね。

今回は実際に使ってみた感想として、商品概要だけでは分からない実際の使い心地や、メリット・デメリットをレビューしていきます。

結論としては、ワイヤレス＋3Dオーディオを実現した割には結構安くてゲーマーなら買いの一品でした。

「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」はPS5とPS4の3Dオーディオのためにチューニングされた専用のヘッドセットで、コード不要のワイヤレスである点が特徴となっています。

中にはヘッドセット本体のほかに、ワイヤレスアダプターと3.5mm端子用音声ケーブル、取扱説明書が入っていました。

ワイヤレスアダプターをPS5に差し込めばワイヤレスヘッドセットとして、音声ケーブルで接続したら有線ヘッドセットとして使えるという構成ですね。

基本はワイヤレスで使うかな

頭を抑えるヘアバンドはシリコンで自動伸縮するタイプとなっており、手動でサイズ調節できるタイプではありません。

頭の形に合わせて、シリコンが変形してフィットします。

ジャストフィットしてくれるよ

イヤーパッドの部分は、画像のように内側がクッション、外側がレザーという見た目です。

そのまま耳に当てる感じではなく、イヤーパッドで耳を包みこみ、耳が痛くないように中にクッションがあるという形ですね。

耳がすっぽり中に入る感じ！

サイズも約213 x 190 x 91 mmとなっており、ごくごく普通のヘッドセットの大きさかと思います。

重さも測ってみたところ約293.3gで、普通のゲーミングヘッドセットよりは軽く、軽量タイプのヘッドセットよりは少し重いという立ち位置ですね。

イヤーパッドが小型だから、見た目はコンパクト

PULSE 3D ワイヤレスヘッドセットを実際に使ってみた感想として、特徴をレビューしていきます。

PULSE 3D ワイヤレスヘッドセットの最大の特徴は何度も書いたようにコード不要のワイヤレスヘッドセットの点ですね。

コードがいらないので、コード線の長さのことを考えてなくてもいいわけですね。

有線ヘッドセットだと、線を引っ張って抜けちゃうことないですか？

この線を引っ張ってしまう問題がなくなるのはめちゃくちゃ快適です。

また、ヘッドセット自体も10mほど有効距離があるようなので（ななさきは数メートルしか離れませんが）、ちょっとゲームを中断して飲み物を取ったりとかもいちいちヘッドセットを外さないでもできちゃいますね。

ワイヤレスは本当に快適だから、慣れるとこれしかないってなっちゃう！

ワイヤレスヘッドセットのメリットは分かったものの、気になるのは有線接続にも対応しているかどうかですよね。

充電が切れたら使えないの？

その点は心配なく、しっかりと有線接続にも対応しています。

このPULSE 3D ワイヤレスヘッドセットはオーディオ端子にも対応しているので、付属のオーディオケーブルを接続すると充電なしでも使用できちゃいます。

例えば、コントローラーやPlayStation VRにケーブル接続して使用できるというわけですね。これで充電切れ後もゲームプレイは続行できるので問題ないかと。

もちろんオーディオ端子対応なので、スマホなどと接続して音楽も聴くってこともできるみたいですよ。

画像左下のケーブルが付属オーディオケーブル！

PULSE 3D ワイヤレスヘッドセットの稼働時間は（中音量時で）12時間となっています。普通に使っていれば12時間持つというイメージで大丈夫です。

実際ななさきも使っていて、それくらいは充電が持っている印象はありますね。

1回のゲームで3～6時間くらいプレイしていますが、充電自体は数日に1回のペースです。

その充電もPS5から直接USBケーブルを繋いで充電すればいいので、全然手前にはならないですね。

もしPS5でヘッドセットを充電すると、コントローラーの充電ができないのが気になるよって人は、コントローラー充電スタンドを試すのもありです。

これはななさきが愛用しているソニー公式の充電スタンドになっていて、コンセントから給電する方式なのが特徴です。

USB給電ではないのでPS5のUSB端子を使う必要がなく、コントローラーは充電スタンドで充電、ヘッドセットはPS5から充電と同時にできちゃうのがポイントですね。

レビュー記事も書いているのでよければこちらも参考にしてください。

PULSE 3D ワイヤレスヘッドセットのすごいところはもう1つあって、それがPS5の3Dオーディオのためにチューニングされているという点です！

3Dオーディオとはなんですか？

という方のために公式説明を引用して、ちょっと補足しておきます。簡単に言うと全方位から聞こえる臨場感あるサウンドです！

Tempest 3Dオーディオ技術の採用により、PS5本体は数百種類もの音源に対応可能に。上下はもちろん、プレイヤーをぐるりと取り囲むようなサウンドで驚くほどの臨場感を味わえます。

引用元：PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット | playstation.com

これを活かすためにチューニングされているのがこのPS5専用ヘッドセットというわけですね。

では使ってみてこのヘッドセットだけめちゃくちゃ音質がすごいのかと言われると、必ずしもそういうわけではないですね。

どちらかというとゲームに合った大迫力のサウンドを違和感なく、表現できているというイメージでしょうか。

しょぼいイヤホンだと低音～高音の音域のどこかがしょぼくて、ゲームプレイ時に迫力面で違和感があるときも多いですが、このヘッドセットではそれがなく素直にゲームを楽しめました。

PULSE 3D ワイヤレスヘッドセットはPS5本体、それとコントローラーに配色と同じ白と黒のカラーリングとなっています。

そのため、PS5と違和感なくデザインを合わせられます。ゲーム部屋の見た目にこだわる人には嬉しい点ですね。

また、このホワイトカラー以外にも「ミッドナイト ブラック」「グレー カモフラージュ」という2パターンのカラーも用意されているので、自分好みのデザインにもできちゃいますね。

ななさきはホワイト使ってます！

ヘッドセットを装着するためのヘアバンド、これはシリコンでできており頭に合わせて伸縮してくれる仕組みとなっています。

自分で手動調節するタイプではないので、あえてゆったりとしたサイズにして使用することができません。

常にジャストサイズを維持するため、長時間付けていると人によっては頭がキツイかもしれません。

ななさきはメガネを付けて数時間プレイしていますが、ヘッドセットがキツイとは思いませんでした。ただ、ジャストサイズでピッタリくっつくなあというのは感想としてはありましたね。

めっちゃ頭がでかいとかじゃなければ大丈夫

PULSE 3D ワイヤレスヘッドセットは左側に音量ボタンやミュートボタンなど、操作するボタン一式が付いています。

電源オンオフやミュートは明らかに手触りが違うので分かりますが、音量ボリュームとマイクボリューム調整が同じ形なのでちょくちょく押し間違えます。

音量は一度ゲームに合わせれば、そうそう変えることはないのでそんなに気になりませんが、やはり直感的な操作ができるデザインではないなとは思いました。

そんなに触ることないから気にはならないけどね

PULSE 3D ワイヤレスヘッドセットは「PS5の3Dオーディオを活かした大迫力のサウンドでゲームを楽しみたい人」におすすめです。

ワイヤレスヘッドセットとして必要な機能はマイク含め一通り揃っていますし、それでいてPS5に合わせた音響チューニングやデザインでゲーム部屋に置くアイテムとして悪くはありません。

ここまでの性能で約1万円とワイヤレスヘッドセットとしてはなかなかリーズナブルな価格です。

だいたいワイヤレス～になると5000円くらいの格安品や2万円の高級品など、なかなかちょうどいい価格の物がないのも事実。

それを考えるとこの性能でこの価格というのは、予算1万円なら十分選択肢としてありかなと思っています。コスパを考えると悪くはない商品ですね。

FPSをめっちゃやり込む！　って人は正直ヘッドセット云々よりもサウンド系の別パーツにこだわった方がいいですが、アドベンチャーゲームとかまんべんなく楽しむ人や、1人プレイゲームを中心に遊ばれる人にはおすすめですね！

使ってみてなかなかいいので半年も愛用してます

今回はソニーのPULSE 3D ワイヤレスヘッドセットのレビューでした。

ワイヤレスヘッドセットとして必要な機能は揃えたうえで、PS5の3Dオーディオ向けにチューニングしたり、デザインも合わせたりとなかなかの優れものでしたね。

ワイヤレスヘッドセットの価格帯ではミドル価格に位置し、エントリーモデルとして考えるとなかなか良い商品でした。

アドベンチャーゲームや1人プレイ用のゲームをよく遊ぶ人には、大迫力のサウンドを楽しめるヘッドセットとしておすすめです！