PS5が大好きで遊びまくっている、ななさき(@nanasaki_blog)です。
今回は新型のスリム版PS5が発売されるとの発表を受け、新型PS5の旧型モデルとの違いや実際買いなのかを検討した解説記事です。
PS5スリムを買っても大丈夫か、中古の旧型PS5買った方が得なのかと気になる人はよかったら参考にしていってね。
結論としては旧型の現行モデルがおすすめ
この記事では便宜上、新型モデルをPS5スリムと呼んでいます
新型PS5と旧型PS5との比較
新型PS5と旧型PS5のスペック比較表
本体スペック | 新型PS5 | 旧型PS5 |
---|---|---|
価格 | 66,980円(税込) | 60,478円(税込) |
外形寸法(最大突起部除く) | 約358mm×96mm×216mm (幅×高さ×奥行) | 約390 × 104 × 260 mm(幅×高さ×奥行) |
質量 | 約3.2 kg | 約4.5 kg |
CPU | x86-64-AMD Ryzen™ “Zen 2” 8コア / 16 スレッド 周波数:最大 3.5GHz まで可変 | x86-64-AMD Ryzen™ “Zen 2” 8コア / 16 スレッド 周波数:最大 3.5GHz まで可変 |
GPU | AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine レイトレーシング アクセラレーション 周波数:最大 2.23GHz まで可変 (10.3 TFLOPS) | AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine レイトレーシング アクセラレーション 周波数:最大 2.23GHz まで可変 (10.3 TFLOPS) |
システムメモリ | GDDR6 16GB バンド幅:448GB/s | GDDR6 16GB バンド幅:448GB/s |
SSD | 1TB 読み込み速度:5.5GB/s Read Bandwidth (Raw) | 825GB 読み込み速度:5.5GB/s Read Bandwidth (Raw) |
PS5ゲームディスク | Ultra HD Blu-ray™(各ディスク最大容量100GB) デジタルエディションに取り付け可能:別売り11,980円(税込) | Ultra HD Blu-ray™(各ディスク最大容量100GB) デジタルエディションに取り付け不可 |
BD/DVDドライブ | ディスクドライブ端子 ディスクドライブ付属 | ディスクドライブ端子 ディスクドライブ付属 |
映像出力 | 4K 120Hz TV、8K TV、VRR対応 (specified by HDMI ver.2.1) | 4K 120Hz TV、8K TV、VRR対応 (specified by HDMI ver.2.1) |
オーディオ | “Tempest” 3D オーディオ技術 | “Tempest” 3D オーディオ技術 |
入出力(前面) | USB Type-C® 端子 (SuperSpeed USB 10Gbps) USB Type-C® 端子 (Hi-Speed USB) | USB Type-C® 端子 (Super-Speed USB 10Gbps) USB Type-A 端子 (Hi-Speed USB) |
入出力(背面) | USB Type-A 端子 (SuperSpeed USB 10Gbps) x2 | USB Type-A 端子 (Super-Speed USB 10Gbps) x2 |
通信 | Ethernet (10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T) Wi-fi: IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax | Ethernet (10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T) Wi-fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
縦置き・横置き | 横置きは本体同梱のスタンドで可能 縦置きは別売りスタンド3,980円(税込)が必要 | 横置きは本体同梱のスタンドで可能 縦置きは本体同梱のスタンドで可能 |
本体カバー | 4パーツ(新型カバーも今後発売予定) | 2パーツ |
こちらが新型PS5スリムと旧型PS5とのスペック比較表となります。
新型PS5はプロモデルではなく、大きさ等を見直した移行モデルになるので性能面での違いはありません。
大きさや重さ等が変更されているのみとなります。
また、現行の旧型モデルは在庫がなくなり次第、販売終了となります。
新型PS5では価格が高くなっている
エディション | 新型PS5価格 | 旧型PS5価格 |
---|---|---|
通常版 | 66,980円(税込) | 60,478円(税込) |
デジタルエディション | 59,980円(税込) | 49,478円(税込) |
残念なことに、新型PS5スリムでは価格が現行モデルよりも高くなっています。
値上げしたというよりは円安の影響を受けてかと思いますが、現行モデルよりも価格が高くなっているのは事実です。
特にデジタルエディションの値上げが大きく、通常版が約6000円の上げ幅に対し、デジタルエディションでは約1万円も価格が上がっています。
スペック比較表で取り上げたように、新型と旧型で違うのは大きさや重さくらいで性能は変わらないので、実質値上げみたいになっています。
性能が変わらない点を考慮すると、中古だけではなく新品においても現行の旧型PS5を購入した方がお得ということになりますね。
現行モデルは在庫がなくなり次第、販売終了だよ!
新型PS5スリムはより小さく、軽くなっている
本体スペック | 新型PS5 | 旧型PS5 |
---|---|---|
外形寸法(最大突起部除く) | 約358mm×96mm×216mm (幅×高さ×奥行) | 約390 × 104 × 260 mm(幅×高さ×奥行) |
質量 | 約3.2 kg | 約4.5 kg |
新型PS5の目玉となるポイントですが、現行モデルよりもサイズの30%以上の小型化と24%の軽量化に成功しています。
上の画像は新型と旧型がななさきが公式画像で比較したもので、左が新型モデルで、右が旧型の現行モデルとなります。
こうやって比較するとたしかに新型モデルの方が細くなっているのが分かりますね。
明らかに小型化したというわけではないですが、それでも小さくなっているのは確かです。
ただ、それだけだと価格的にも現行の旧型PS5を買った方が得かと思います。
結局のところ、PS5って据え置きのゲーム機ですし、頻繫に動かすわけでもないんですよね。
そう考えるとサイズの小型化や軽量化は価格上昇に見合った恩恵ではないので、ななさき的には価格を考慮して現行モデルを買う方がおすすめですね。
もちろん小さい方がいい人は新型モデルを買おうね!
SSD容量が1TBに増量
本体スペック | 新型PS5 | 旧型PS5 |
---|---|---|
SSD | 1TB 読み込み速度:5.5GB/s Read Bandwidth (Raw) | 825GB 読み込み速度:5.5GB/s Read Bandwidth (Raw) |
新型PS5ではSSD容量が1TBに増量となりました。
ただ正直、若干増えているだけなのでだからなに感が結構あります。それ以上に価格上がってますし。
SSD増量の分、価格上がってるわけじゃないの?
と思う人もいるでしょう。まあ、そういった理由もあるかもしれませんが、約200GB増えただけなので価格との割が合いません。
以前PS5におすすめの増設用M.2 SSDの解説記事を上げましたが、そこで自分がおすすめしているHanye HE70。
これ2TBデータ容量を増やせるのですが、1万円ちょいで購入できます。
それと比べたら200GB上がっただけで、こんなに価格が上がる新型PS5はSSD容量面でのコスパ的には優れていませんよね? という話です。
SSD増設はめっちゃ簡単なのでみんなもやってみない?
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デジタルエディションにディスクドライブを取り付け可能に
これはうれしい点ですね。
新型PS5ではデジタルエディションへディスクドライブを後から取り付け可能になりました。
デジタルエディションでもゲームソフトを読み込んでプレイできるようになるということですね。
実はななさき、以前PS5通常版とデジタルエディションを比較する記事を作成しています。
内容はデジタルエディションはDL版しかプレイできないから後悔しないでね、というものです。
これでデジタルエディションを購入後、やっぱりゲームソフトでもプレイしたい! ってなっても対応できるので一安心ですね(あんまりそういうことないかと思いますが)。
ただ、強いていうなら「Ultra HD Blu-rayディスクドライブの希望小売価格は11,980円(税込)」らしいので、最初にデジタルエディションを購入して、後から取り付けると価格的に割高となります。
その点も踏まえると、ゲームソフトを読み込みつもりであれば最初から通常版を買った方がお得ですね。
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縦置きするのに別売りの縦置きスタンドが必要
これは明らかに劣化なのですが、新型PS5では付属しているスタンドでは横置きしかできず、縦置きすることができません。
上の画像のような別売りされている縦置きスタンド3,980円(税込)の購入が必要となります。
これ現行の旧型PS5だと付属しているスタンドで、縦置きも横置きもできるのにどういうことなんですかね。
プレイヤー目線的には、今までできたことをできなくされるのってまあまあ反感を抱きますよね。
というわけで、縦置きするだけなのに謎に追加料金が必要となってしまいました。
本体価格+縦置きスタンド代がかかるので、PS5をとにかく縦置きしたい人は現行の旧型モデルを購入した方が価格的には1万円ほどお得となります。
ちなみにななさきとしてはPS5は横置きがおすすめです。縦置きの圧迫感は半端ないので。
横置きする人には影響ないよ!
本体カバーが4パーツに変更
新型PS5スリムでは本体カバーのパーツ数が変更されています。
今までは表裏の2パーツのみでしたが、新型PS5では表裏+上下ではパーツが分かれた4パーツ構成となりました。
これにより、別売りされている本体カバーも新型PS5に合わせた新型カバーで発売される予定です。
新型PS5では現行の旧型モデルのカバーは使えません(はずです)。
一部ゲームとのコラボカバーは新型モデルに合わせたカバーを再度発売するとは思えないので、どうしても好きなゲームのカバーが旧型PS5にある場合は、新型PS5よりも旧型PS5を買った方がいいでしょう。
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まとめ:新型PS5は買いなのか
今回は新型PS5スリムは現行の旧型モデルに比べて買いなのかの検討レビューでした。
以上を踏まえて、新型PS5スリムのメリット・デメリットを簡単にまとめるとこんな感じになります。
結局のところ、サイズや重量の小型化に成功したといっても性能が変わっているわけではない(SSD容量を除き)ので、それを考慮すると新型PS5スリムの価格上昇には見合ってないかと思います。
なのでななさき的には、お得に買うという面だけで見ると新品・中古ともに現行の旧型モデルでの購入がおすすめです。
ただ、現行モデルは在庫がなくなり次第販売終了となるので、新品で欲しいよって人は早めにがんばって購入しましょう。
この記事が参考になればうれしいです。
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